架空の森

ろくなことなんて、書けるわけない。そんな日常。

お盆につながる明日ぐらい

どうして僕たちは、発狂もせずに日曜の夜を過ごし、

月曜の朝に仕事へ向かうのだろう。

 

夕食を片付け、サプリ2錠を水で流し込む。

昨日から久々に触っている恋姫の萌将伝。

学生時代、あれほど泣きゲー・シナリオゲーを誉めそやしておきながら、

このシリーズほど周回したものはない。

 

――嗚呼、明日も仕事に行きたくない。

 

仕事への行きたくなさは春先よりこの方、急激なインフレが進行している。

ゴールデンウィーク前のそれが100だとすれば、今は5000兆。

ジンバブエもびっくり。

 

生真面目な上司が春先に倒れて以降、

「それでも職場は回っている。」と

エラい人は言外に匂わせるが冗談じゃない。現場の我々が回しているのだ。

エラい人にはエラい人なりの気苦労と言い分があるとは思うけど、

そこを慮るほど僕らは給料をもらっていない。

給料を上げろ。話はそこからだ。

 

とは言え、明日が終わらないとお盆休みは到来せず、

今年が終わらなければ念願も叶わない。

未来は今の地続きなのだ。

 

――嗚呼、今週もまた自分に懇々と言い聞かせ、

憂鬱な日曜日は憂鬱な月曜日へと続いてゆく。